どこに何を置くかがわかるようにしておこう
引越し荷物を効率良く運ぶためには、新居の配置図を作っておくのがオススメです。
配置図があれば、引越し作業がとてもスムーズになります。
引越し作業中に指示をするのは難しい
新居に荷物を運び入れる際には、
引越し作業員に荷物をどこに運び入れるのかを全て細かく指示する必要があります。
冷蔵庫はどの部屋のどの場所に置くのか、
タンスはどこなのかなどの1つ1つを引越し作業員がわからなければ、
作業員は荷物を運び入れることができません。
これを1つ1つ指示することも、もちろんいけないことではありませんが、
実際のところそれは非常に難しいといえるんですね。
荷物は次々と運ばれてきますから、すべてにタイミングよく指示することがまず難しい上に、
もし1回置いてみて気が替わり、指示をし直すなどのことがあってしまうと、
作業員も忙しいですから気が立ってくることもあります。
また和室にタンスなどを置く場合には、置く場所を1度で決めないと、
畳の目に跡がついてしまうこともあります。
ですから新居のどの部屋に、どの荷物をどのように置くのかの配置図をあらかじめ作っておけば、
作業員にとってもわかりやすく、またこちらも気まずい思いをすることもないということなんですね。
配置図の作り方
1.新居の図面を用意する
配置図を作るには、まず新居の図面が必要です。
新居の部屋の寸法がわからなければ、
家具などの荷物をどのように置いたらいいのかも決められません。
また新居の図面は、平面図だけでなく、
壁などの高さの情報も必要となってくる場合があります。
タンスや冷蔵庫など背が高い物の場合は、
それがきちんと収まる壁の高さがあるのかも、確認しておかなくてはいけませんね。
2.荷物の寸法を測る
タンスや冷蔵庫などすべての荷物の寸法を測ります。
この時、きちんと高さも測っておく必要があります。
- 注冷蔵庫などは、扉の開きの方向を確認するのも大切です。
もし逆開きになってしまうようなら、新しく買い換えた方がいいかもしれません。
3.配置図を書く
新居の部屋の大きさと荷物の寸法を確認した上で、
荷物を部屋に配置していき、配置図を書きます。
これは別に手描きの下手なものでもかまいません。
引越し業者の作業員に、何を、どこに置くのかだけがわかればいいんです。
この配置図さえあれば、引越し当日の搬入作業中は、ただ見ていれば済むことになります。
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