不用品は賢く処分しないと大損するから注意!?


引越をする際にはたくさんの荷物や不用品が出ますが、「荷物をどうやって梱包するか?」、「どうやって不用品を処分するか?」がとても重要です。
なぜかというと、荷物の量が多くなることによって、
- 荷物を運ぶトラックが大きくなる(=料金が高くなる)
- 作業をする引越し業者の人数が増える(=料金が高くなる)
このように、引越しにかかる料金が増えてしまうからです。
些細なことだと思っている人もいるかもしれませんが、
実はこの不用品の処分だけで、数千円から数万円も料金が変わってくることがあるので、
引越しの際に出た不要品は、できるだけ早めに処分して、荷物を少なくしておきましょう。
お金を使わず賢く不要品を処分する方法!
荷物整理をしていると、人によってはかなりの量の不要品が出るかもしれませんが、
どうやって大量の不用品を処分すればいいのでしょうか?
一般的な処分方法としては、
リサイクルショップで引き取ってもらう
自治体の引き取りサービスを使う
有料の回収業者に依頼する
などの方法があります。
一番お得なのは間違いなくリサイクルショップ!
リサイクルショップに不用品を持っていけば、商品の状態次第ではある程度の買取金額がつくので、
売れそうなものはまずリサイクルショップに持ち込んでみましょう。
荷物が重くてショップまで持ち運ぶのが大変な場合でも、
近くのリサイクルショップに電話すれば、引き取りに来てくれるところもあります
特に本やCDなどがたくさんあると、荷作りするのも大変なので、
いらいないものはなるべく引越し前に処分してしまいたいところです。
- 本やCDなら、「ネットオフ」など、インターネット上から買い取ってくれるサービスもあるので便利です。
リサイクルショップでは売れない粗大ごみなどについては、
自治体に連絡すれば安く引き取ってくれます。
ただし、回収するまでに時間がかかる場合が多いので、
依頼するのであれば早めに予約しておかないと、引越しに間に合わない可能性があります。
もし自治体の回収が間に合わない場合には、有料の回収業者に依頼することになります。
業者に依頼すると処分費用がかなり高くなるので、なるべく使わないように工夫しましょう。
買取金額がつかなくても、リサイクルショップで売った方がお得
リサイクルショップを利用する場合、すごく買取金額が安かったり、
商品の状態によっては、買取金額がつかない場合もあります。
このような場合、売る方としては納得できない気持ちがあるかもしれませんが、
あとで有料で処分することになるくらいなら、安くても売ってしまった方がお得です。
こんな時は、「タダで不用品が処分できた!(処分費用が浮いた)」と考えて納得しましょう。
もし処分せずに残したまま引越し先へ持っていくことになると、
運ぶ荷物の量が増えるため、引越し料金が高くなってしまうかもしれません。
それなら、買取金額が安くても、リサイクルショップで引き取ってもらった方がお得と言えます。
- 買取金額がつかない物でも、タダでなら引き取ってくれるケースがあるので、諦めずに交渉してみましょう。
引越し料金を安くする梱包のコツ
不用品を処分して荷物の量を減らしたら、
次は上手な荷物の梱包方法をマスターして、さらなる節約を目指しましょう。
荷物の梱包をする際のポイントは下記の3点です。
- ダンボールは自分で集める
- 荷物は自分で梱包をする
- 荷物の体積を小さくする
まず、荷造り用のダンボールを自分で用意することで、
引越し業者の料金を安くしてもらえる場合があります。
これは意外と簡単にできるので、
「ダンボールは自分で用意するので、少し安くしてもらえませんか?」と聞いてみましょう。
だいたい2,000円〜3,000円程度の値引きはできると思います。
また、荷物を梱包する時も、業者を使わず自分でやった方が安くなります。
引越し業者に荷作りをお願いするプランもありますが、かなり高くなるので注意が必要です。
それから、実際にダンボールへ荷物を詰める時のコツですが、
とにかく体積(ダンボールの個数)を減らすことが重要です。
なぜかというと、引越し業者は荷物の重さではなくて、
荷物の体積(荷物の量)でトラックのサイズを決めているからです。
トラックが大きくなると、当然料金も高くなってしまうので、
なるべく体積を減らして、小さなトラックで引越しができるように工夫しましょう。
- 特に単身パックなどでコンテナに詰め込む場合は、少しでも荷物の体積を減らす必要があります。スペースに限りがあるので、カラーボックスなど分解できるものは分解して運びましょう。
今回解説した不用品の処分方法と、荷物の梱包の仕方によって、
トータルで数千円から数万円ほどの料金差が出ることがあります。
あわせて、こちらの記事で紹介した「インターネットの見積もり比較」も活用すれば、
引越しにかかる費用を、従来の半分くらいに抑えることができるかもしれません。
地味なようで、実際はかなり影響が大きいので、しっかりと覚えておきましょう。
引っ越し直前になってから慌てて不用品を処分しようとしても、
リサイクルショップの引き取りや、自治体の不用品回収が間に合わないケースもあるので、
できれば引越しの一月前くらいから、計画的に荷物整理を始めることをおすすめします。
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- 追加料金が発生しないようにしっかり見積もり(下見)をしてもらおう!
- 引越し業者側で暇な日がないか確認して、値段交渉をしてみよう!
- 2月と3月の引越し料金はかなり高くなることを覚悟!
- 長距離の引越しなら、荷物の到着日を指定しなければ安くなる場合も
- 学生パックなどの引越し料金が必ずしも安いとは限らない
- 新居前の道幅、エレベーターの有無は料金に影響するので必ず伝えること
- エアコンの引越しはかなり料金がかかるので注意!
- ピアノの引越しはお金がかかる。場合によっては専門業者が必要かも!
- バイクや車を引越し業者に運んでもらう場合の費用
- 大型家具は一つあるだけで引越し料金が高くなる可能性が!
- 特別な費用が発生するオプションサービスは極力使わないこと
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