余裕のある引越し日程なら安く引っ越せる方法を選ぼう
長距離の引越しをするには、長距離ならではの、引越し料金を抑える方法があります。
それは、「荷物の到着日を指定しない」という方法です。
業者により違いますが、引越し後3日〜10日などの範囲で荷物が到着するようにし、
実際の到着日が確定したら連絡が来るようになっているところが多いと思います。
この方法を取れば、長距離の引越しは格段に安くなります。
荷物の到着日を指定しないと引越し料金が安くなる理由
荷物の到着日を指定しないと長距離の引越し料金が安くなる理由は、
引越し業者が荷物の輸送に「地方混載便」を利用できるようになるからです。
全国展開している引越し業者の多くが、地方混載便と呼ばれるトラック便を運行しています。
これはある都市から別の都市へ、大型のトラックを運行し、
そこに数件の引越し荷物をまとめて積み込んでしまうことにより、輸送コストを抑えることを目的としています。
引越し業者にとっては、ある地方へ行ったトラックを地方混載便として帰すことで、
輸送の効率を上げることできるわけなんですね。
ただこの地方混載便は、トラックが一杯になるまで運行されません。
ある都市から別の都市へ向かうトラックを一杯にできるだけの引越しが、
すべて終わるまで待たなければいけないことになるからです。
引越しの契約をした時点では、同時期ににどのような引越しがあるのかを見通すことはできませんから、
荷物の到着日を指定することもできないことになります。
しかし引越し後、荷物をすぐに使うわけではない場合には、大変オススメの方法です。
さらに長距離引越の料金を低く抑える方法も
長距離の引越しは、さらに料金を低く抑える方法があります。
それは、一般運送業者の定期便で運ぶ方法です。
一般の運送業者は、引越し専門業者とくらべて輸送する荷物が多いため、料金も低めに設定されています。
また定期便は毎日運行されることが多いため、
荷物の到着日を指定できることも少なくありません。
引越し業者に、このような方法に対応してもらえるかを聞いてみるのは、
引越し料金を抑えるためにはぜひやってみたらいいと思います。
ただ一般の輸送業者を利用すると、引越し業者に頼むのと比べて、
荷物を紛失したり、破損したりという可能性が高くなります。
ですから引越し業者が、損害を補償するための保険に
きちんと加入しているかを確認するなどのことが必要です。
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