引越し業者への心づけは作業員のやる気につながることも
引越し業者への心づけ（謝礼）は、無理に用意しなくてもOKです。
ただ心づけを渡すと、引越し業者の作業員は明らかにやる気になるのも事実です。
引越し業者は心づけは不要としているところが多い
引越し業者のほとんどは、作業員に対する心づけは不要としています。
また引越し業者によっては、作業員がお客さんから心づけをもらうことを禁止していることもあります。
引越し料金は基本的に、料金以外のお金を払う必要はありません。
心づけを渡さなくても、サービス内容に違いはありません。
ですから心づけは、「渡す必要がない」と思っていて間違いありません。
また心づけを受け取ることを禁止している業者の場合には、
心づけを渡そうとすると作業員にかえって気を遣わせることになりますから、
渡さないのがマナーだといえると思います。
心づけを渡すと作業員はやる気になる
ただ心づけを渡すと、作業員が明らかに喜び、やる気になるのも事実です。
引越し作業員は若い人が多いので、少額のお金でも、
1日分の小遣いになったりすることもあるでしょう。
作業員が喜び、やる気になって仕事をしてくれれば、
引越しのトラブルなども起こる可能性が減ると思います。
また本来は有料のサービスでも、作業員がこっそり無料でやってくるなどということも少なくありません。
心づけは作業開始前に一人ひとりに渡す
心づけを渡す場合の金額は、特に決まったものはありません。
作業員の小遣いの足しにしてもらうことを考えると、
500円〜1000円程度がいいのではないでしょうか。
現金の場合は、何も包まずに渡すのはマナー違反です。
封筒かポチ袋に一人分ずつ包んで渡すようにしましょう。
またコンビニで使えるクオカードを渡すのも喜ばれます。
心づけを渡すのならば、作業の開始前にしましょう。
心づけを渡す目的は、作業員にやる気になってもらうことです。
作業が終わってからでは意味がありません。
また心づけは、できれば一人ひとりに渡すようにしましょう。
チームリーダーにまとめて渡してしまうと、
悪質なリーダーの場合それを独り占めしてしまうこともあり、
かえってチームワークを乱してしまうことになりかねません。
またもしチームリーダーに渡す場合も、かならず全員が見ている前で渡すようにします。
「渡した」ということを作業員の全員がわかるようにすることが大切です。
