引越し料金の裏テク

業者がいるうちに家の傷や荷物の破損・紛失をチェックしよう

引越し荷物を新居に搬入したあとは、家に傷が付いていないか、
荷物が破損したり紛失したりしていないかをチェックする必要があります。

 

破損や紛失は、確認が遅くなると補償してもらえない場合もありますので注意が必要です。

 

家の傷や荷物の破損・紛失はできる限り業者の前で

引越し業者が荷物を新居に搬入したら、引越し業者が帰る前に、
家の傷と荷物の破損・紛失を確認するようにします。

 

家中をチェックして、傷が付いていないかどうか確認します。
またワレモノの箱はすべて開け、中のものが破損していないか確認します。
荷物も全部あるかどうかチェックします。

 

その結果、もし家の傷や荷物の紛失・破損があることが明らかになったら、
それを業者に認めてもらう必要があります。

 

引越しにともなう損害が賠償されるためには、
それが業者の責任であることがはっきりしていることが必要です。

 

引越し業者に家の傷や荷物の紛失・破損が自分たちの責任で起きたことを認めてもらったら、
その場で事故証明書を発行してもらいます。
これはその後の損害賠償請求に必要となります。

 

同時に写真やビデオで証拠を残します。
写真は容易に修正が可能なデジタルカメラでは証拠になりません。

 

かならずフィルム式のカメラで撮影する必要があります。
フィルム式のカメラは、コンビニなどで売っている使い捨てカメラで十分です。

 

家や荷物に不具合があった場合は、3ヶ月以内に業者に通知することが必要です。
3ヶ月を過ぎてしまうと補償の対象にならなくなりますので気を付けましょう。

 

引越し業者はなかなか責任を認めない場合も

引越し業者は、家の傷や荷物の破損が自分たちの責任であることをなかなか認めたがりません。
多くの場合、家も荷物も中古ですから、
「傷は初めからついていた」
「荷物は初めから壊れていた」
と言い逃れることができやすくなります。

 

それを認めてもらうためには、まずきちんと証拠が必要です。
家や荷物については、引越し前に、写真を撮っておくようにしましょう。

傷がない家、壊れていない荷物の写真があれば、
業者に責任を認めてもらいやすくなります。

また業者には、早めに通知することも大切です。
まず当日に引越し作業員といっしょに確認し、それ以降の場合でも、
できれば3日以内には通知しないと、引越し作業員の記憶も曖昧になってしまいます。

 

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